この文言は禅宗で特に大切とされるところであり、仏道の基本でもあり、真髄とも言えそうです

 

 

威義(仏教語ではいぎではなく、いいぎと読みます)とは、つまり身だしなみや、自分の身の回りの環境こと

服装を整え、部屋などを整える

 

 

私もお寺で修行していた頃、よく「威義を正せ」と言われたものです

いわゆる見た目のことで、たかが見た目、されど見た目です

 

 

人は相手の印象を見た目で判断する傾向があります。

見た目で判断するのはあまりよろしくないことではあるのですが、清潔感があるかなども含めて見た目で判断されます

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40才を過ぎたら自分の顔の雰囲気などに責任を持てともよく言われるところです

 

 

次に、作法とは立ち居振舞いや身のこなしのこと

言葉遣いや声の発声の仕方も含まれるでしょう

歩き方や立ち姿など、一挙手一投足にその人が表れるものです

それらを整えることの大事さ

 

「 威義即仏法 作法是宗旨」とは、威義を整え、作法を整えるところが仏の道である、ということ

それが教義であるということ

 

私自身もまだまだ未熟者ですが、この「威義即仏法 作法是宗旨」を追究する日々です

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