今回は、前回の話の続きになります。
先般の五輪選手の言動を見ていると、「楽しんで競技すること」を心掛けている、とよく耳にしました。
また、アーティストのコンサートなどでも、「楽しんで歌うこと」を旨としている、と。私においても、カラオケが趣味なのですが、楽しんで歌うようにすると、肩の力が抜けて、よく声も出て、結果上手く(?)歌えるようになると実感しています。
五輪の一流の選手などが「楽しむ」ことを旨としている。それは何を意味するのか。
多くの物事は根っ子の部分でつながっているものです。
だとすれば、物事を「楽しむ」姿勢が好循環を生むのではないか、と。
それは仕事についても同じで、そもそも仕事とは「社会のために」なる行いであり、決して悪いことをしているわけではなく、楽しんで行うことに何も引けを感じる必要はなく、むしろ楽しむことは理に適っていると言えます。ただ、緊張感や計画性などは保つように取り組みたいものです。
もっと広くみれば、多少の例外はあるかもしれませんが、「何事も楽しむ」、その姿勢が肝要なのでしょう。
私も楽しい日々を模索していますが、「楽しい日々に必要なのは、楽しむこと」、とすごくシンプルな答えが見えてきます。
「楽しむ」、は人が生きる本旨だと感じます。
そして、陽形微笑(みしょう)、と身(しん)の型を基本にして歩みたいものです。
最近の風の人の話を少しまとめると、
幸せな日々へは、れる幸せを感じる。
楽しい日々へは、楽しむ。
陽形微笑で歩む。
時に静寂を感じる余裕を持つ。
それはさながら仏の姿が模され、仏の行い、仏行とも言えるかもしれません。
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