多くの人が求めてやまない、幸せとはなんなのか?


ひとつ確かなことは、物質的な幸せは一時的なものであり、さらに、求めても求めても際限がなく、満たされることはないとされます。お金や地位名誉などはそれによく当てはまるでしょう。物質的な幸せは、本当の幸せとは言えないでしょう。


最近は、「モノ消費からコト消費へ」とされ、モノから体験へのサービスへ舵を切る企業も多く出回っています。実際、消費者側から見ても、モノよりも体験(や体験からくる感動)の方が幸福度も高まるようです。


世界のビジネスも、そうして物質的な幸せから精神的な幸せへ、という次のステージに移ってきています。また、幸福学という新たな研究分野も生まれています。それらは、物質的な幸せを追い求めてきた我々人類が、ふと立ち止まって幸せについて問い直している兆候とも言えます。


幸せについて、ひとつ言えることは、「幸せは自分が決めるもの」であり、「本人が幸せと思えば幸せ」である、ということ。


例えば、同じ災難災厄に遭遇したとしても、当の本人の物事の捉え方次第で、それは幸にも不幸にもなる。


大事なのは、視点をどこに置くかということ。


ないもの、できないことを数えるより、あるもの、できることを数える。


そして、当たり前を当たり前と思わないところにも幸せが隠れている。


また、災難災厄に遭遇しても、怪我の功名などとして捉えれるかどうか。


つまり、視点を幸せへと向けれるかが、幸せな日々へのカギとなりそうです。


視点を幸せへと向ける心の置き方としては、言霊を利用するならば、例えば
「あぁ、幸せだなぁ、ありがたや」
と唱えることで、そう思える場面を日常の中に見出だしやすくなるのではと思います。


これまで度々笑顔であることの大切さをお伝えしてきましたが、ポジティブな言葉を心に留めておくことで、心もポジティブな状態になり、そこから自然な笑顔が生まれるのでは、と最近は思います。また、不平不満や愚痴なども会話の中ででてくることも減るのではと思います。


ポジティブな言葉の内容は人によって違ってよいと思います。ただ、私の場合、最近は「あぁ、幸せだなぁ、ありがたや」としています。


幸せとは、本人が幸せと思えば幸せ、ならば、幸せと思えるように持っていく、それが今回のお話の内容でした。

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