今回は、「感動」をテーマにお話しをしたいと思います。

感動、というと、どこか映画や小説から、と思う方もいるかもしれませんが、感動とはごく身近にあるものなんですね。

現代は科学、文明が発展し、多くの人がその恩恵に授かっていることでしょう。そして、その機械などを作った人の労力を拝察する時、そこに感動があり、また、それを利用する人を想う時、そこにも感動がある。

その物ひとつひとつをよく見つめてみると、そこにドラマ、感動が見える。それは、その物に制作者の、人々に対する「愛」が込められているからでしょう。

人類の三大発明と呼ばれる、石油、電気、インターネット。それらがもたらされる度に、私達の生活は革命を起こしてきました。そして、それらの恩恵を授かれる喜び、感動を今一度思い起こしたいものです。

自然に目を向けてみましょう。

月が沈めば、太陽が昇る。春になれば春の風、冬には冬の風が吹く。海は波打ち、天(あま)伝う雲は慈雨をもたらす。

突き詰めて考えていくと、人智では計り知れない感動の中に私達は存在している。

そんな不可思議な世界の中で、「今、私達は生きている」。あの人もこの人も生きている。様々な人が、今日もそれぞれのドラマの1ページを刻んでいる。それらを俯瞰して見るに、大きな感動であることに気付く。

悩み迷うことも、それはヒトらしい営みであると見ればどこか感動的であり、世に見る犯罪も、ヒトの弱さがもたらすものではないでしょうか(犯罪を肯定してるわけではありません)。

感動とは、当たり前の中に厳然として存在しているが、当たり前の日々に慣れてしまうと見失いやすいものなのでしょう。

幸せや楽しいという感性のもうひとつ上のステージが、「感動」だと私は考えます。

そして、周りをよく見渡せば、「感動は、日常にありふれているもの」。

なによりもまず、「今、生きている」。その感動を、忘れずに生きていたい。それが私の夢です。

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