般若心経と言えば、鬼女の般若をイメージすることが多いと思いますが(先に述べたように、お釈迦様がいつも軽く微笑んでいるイメージから)、本当の所は、般若心経とは、鬼女の般若の真逆、微笑みの大切さを説いたお経だと私は読んでいます

私の憧れの人は、浮浪雲(はぐれぐも)という漫画の登場人物のひとり、渋沢先生という方です
昔はお坊さんをしていましたが、今は隠居中という方で、この方はいつも笑顔でいらっしゃいます。そして、その渋沢先生の憧れの人はお釈迦様なのだろうと思います

ただ、この渋沢先生は漫画の中のお話などを見ていると、本物のお坊さんだなとつくづく思わされます(宣伝ではありませんが、とても面白い漫画なのでオススメします。主人公は渋沢先生ではありません)

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つくり笑いでも良いので、軽く微笑んでいると、世界観も明るくなり、周りにいる人の心も明るくなる不思議さを般若心経、お釈迦様、渋沢先生に教えていただきました
前5話目の中でお伝えした、物事を良い方に捉えるコツも、この軽く微笑むことにあるようです

いつも笑顔でいることは顔の筋肉が疲れてしまいますが、軽く微笑むことならさほど疲れません
そして、軽く微笑むことは、顔、心身のマッサージにもなると私は理解しています

ただ、微笑みもケースバイケース、時と場合によるもので、例えば、怒られている時や、相手が悲しんでいる時、真面目さを求められる時などは控えた方が良さそうです

私が仏界の仏菩薩様に誓願することの第一は、「いつも微笑みを忘れない人に」
という言葉です

般若心経をつくった方は凄いと思い、また、そのお経が現在にまで伝承されていることに感謝し、仏教に出会えたことは幸せだなぁと思う今日この頃です

笑う門には福来たる
あなたが微笑む時、幸せもあなたを訪ねて来るのでしょう

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