人には得手不得手があるものです。そして、好きな物事には自ら進んで向かう、そこで上達して実力をつけることを、好きこそものの上手なれ、と言います。

自分が好きな物事は上達が早い、ということですね。

私自身を省みても、自身が趣味や技芸に取り組む際、そこには「上手くなりたい」という気持ちがあることを感じます。

この上手くなりたい、という姿勢が物事の上達の度合いを変えるようです。

人には得手不得手がありますが、不得手なことにも、考え方を変えて取り組もう、というのが今回のお話です。

あなたの得手不得手は何ですか?

例えば、身近な家事を例に挙げてみると、どうでしょうか?

掃除、整理整頓、料理などが身近な家事の代表でありましょうが、いかがでしょうか。

それらについて、「上手くなりたい」という姿勢を持つことで、取り組み方も変わります。

また、家事に限らず、趣味や技芸を磨く際にも、根っこの部分に「上手くなりたい」という姿勢を持つことが上達の度合いを変えます。

他にも、車の運転などの技術的なことや、また、仕事においても同様です。

それらについて、さらに細かく具体的に(例えば料理なら野菜の切り方など)何が上手くなりたいか、と狙いが定まればより良い結果につながります。

自身が不得手なことには、なるべく距離を置きたいのが人の心情ではありましょうが、取り組む姿勢を変えれば、上達の度合いも結果も変わってきます。

天職という言葉がありますが、苦手な分野の職業でも、苦手な分、伸びる余白があります。

好きこそものの上手なれ、の根っこにあるのは、「上手くなりたい」、という姿勢。それを不得手なことにも応用すれば、物事は上達してゆく。

「上手くなりたい」、それは人が上を向き、前を見て進む原動力となるのでしょう。

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