先日、私がお世話になっていた長崎の専門僧堂の堂長老師様がご遷化なされました
本当に心の広く、仁徳のある方で亡くなられたことが悔やまれます

 

その老師様が以前、「修行とは本来、楽しいものである」と仰っていたことを思い出しています

 

老師様は曹洞宗の両本山のひとつ、永平寺で修行なさっていたのですが、老師様曰く、「永平寺で修行させていただけることがとても嬉しく、修行は全然苦ではなかった。むしろ、楽しかった」と

 

その言葉が今でも私の脳裏に焼き付いています

 

お釈迦様は、「人生は苦」であると仰いました

 

今の未熟な私には、老師様がどのような境地に立たれていたかは知る由はありません

 

ただ、老師様の「修行とは本来、楽しいものである」とは、「人生とは本来、楽しいものである」と置き換えることができるのではと思います

 

「人生とは本来、楽しいものである」

 

この言葉は私に大きな変化をもたらしてくれるものと思わずにいられません
というのも、私自身、神経質なところがあると自覚しており、イラッとくることがあると、そればかり考えてしまう傾向があります

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しかし、最近のテレビで出てくるお笑い芸人の方たちなどは、人生を楽しんでいるように見えるのは、私だけではなく、多くの人々の思うところでしょう

 

「笑いは百薬の長」とも言え、笑いが心身に与える効用はとても大きなものがあります

つまりは、健康で元気な心身を得れるもの、と

 

また、日頃から笑いグセ、笑わせグセのある人ほど、自殺をしにくいものと直感でもよく分かるものです

 

私が好きなあるお笑い芸人などは、心の芯が強く、中々ブレることがないと思われます

 

私もイラッとくる事があると、「○○(お笑い芸人の名前)ならどう考える?」とよく自問します

 

即ち、苦難、困難をも笑い飛ばそうとする姿勢は人が強く生きる指針である気さえするものです

 

実際、苦難、困難の多くはジョークで笑い飛ばし、終いにはプッ(笑)と笑ってすませるれことが殆どではないでしょうか

 

生きづらいストレス社会に生きるのはあなただけではありません

皆同じです

 

笑いという妙薬を携えて人生という旅路を歩いていこう、そう私自身改めて思う今日この頃です

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