まず、ひとつ断っておきたいのは、私は平和主義者であり、私達は先人達の遺産である現在の平和を守り抜いてゆくべきである、とお伝えしておきます
そこを踏まえた上で、今回は「職場は、戦場」ということについてお話しさせていただきます
私達は、生まれた時代が違えば、今頃戦場の真っ只中にいたとしてもおかしくありません
現在の平和は誠に尊いものです
しかし、仕事に臨む時に、「職場は、戦場」、「ここは、戦場」と自ら思うことで仕事への意識も大分変わってくると思います
即ち、それにより「緊張感」と「危機感」を持って仕事に臨むことの大切さ
私などは、普段から重機を扱う仕事をしているので、重機がいとも簡単に人を殺傷してしまう能力があることを考えれば、なおのことちょっとした油断が大事故につながりかねません
そこで大切になってくるのが「緊張感」と「危機感」ということになってくると思います
「緊張感」を持たずに作業をしていると、その油断が大怪我のもとになったりします
「(危機が訪れる)かも知れない」という「危機感」を持たない、即ち、「(大丈夫)だろう」という思いで作業をしていると、大きな痛い目を見ることになったりします
そして、その危機を予測して先手を打つ、又、臨機応変に対処できるように心の準備をしておくこと、即ち、先見の明を持つことが大切になってきます
これはおそらくどんな仕事にでも当てはまるのではないでしょうか
そして、どんな仕事でも、実際の戦場の過酷さに比べればお子様ランチのようなものだと例えれるのではないかと思います
実際の戦場の過酷さは、よく月月火水木金金と例えられます
例えキツい仕事でも「実際の戦場の過酷さに比べれば」、と思うことで弱音を吐かずに乗り越えることの大切さ
ただ、仕事の休憩時間はキチンと休憩をとって、その後の仕事に備えることも仕事のうちなのでしょう
又、車の運転においても同様に「緊張感」と「危機感」を持つことが大事になってくることは言うまでもありませんね
車は、言わば「走る凶器」であり、自分は恐ろしい機械を操作している、と各々のドライバーが意識することが大事になってくると思います
特に、車においては、「慣れ」という慢心が事故につながりかねません
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そして、「職場は、戦場」と思うことで、テレビゲームのバトルゲーム等をする必要はなくなると思います(制作者の方々には申し訳ないですが)
戦国時代のゲームや、戦争のゲーム、魔物と戦うゲーム、等々
自身が普段から戦場にいると思って日々を過ごせば、バトルゲーム等必要ないのでは、と思います
ゲーム好きな方の悪口ではなく、アドバイスとしてお受けいただければと思います
そして、今回は「職場は、戦場」、「ここは、戦場」という例えですが、懸命に働く時、そこにその人の人としての美しさを見れる気がするのは私だけではないでしょう
そして、家に帰ってからも仕事のことを考える
できれば、寝ても覚めても
そうすることで、仕事を覚え、仕事も上達し、周りからの評価も上がり、さらに仕事が好きになってゆき、また仕事を覚え…とループしてゆく
尚、危機感を持つということについては、こんな話があります
最近の話で、ある海洋生物を運送する際に、その海洋生物の生命力が弱く、運送する途中で沢山死んでしまって困っていました
そこで、どうせ死んでしまうのならばと、天敵の生物を一緒に入れて運送しようということになりました
そして、現地に着いてフタを開けてみたところ、その運送する海洋生物の生存率が飛躍的に上がっていた、というものです
また、ヨガの行法のひとつ、煉丹長息法(れんたんちょうそくほう)(ここでは詳細は割愛しますが、簡単に言うと瞑想法のひとつで、息を20秒程止めること繰り返すことを旨とします)や、イスラム教の断食等は、若返りなど健康にとても良い効果があると分かってきています
煉丹長息法などの呼吸法においては、実は現在、米軍の訓練の必修カリキュラムとして行われており、それは「呼吸の芸術」の域に達していると言っても過言ではないそうです
これらの効用として考えられることのひとつには、危機感を体に与えることで、眠っている細胞を呼び覚ます効果がある、と考えられています
私としては、この危機感というものは、人生に潤いを与える油のようなもの、と考えたりしています
仕事は、その人の取り組み方、姿勢、意識などによって、どんな仕事も生き甲斐となる、面白くなる、と私は信じています
今回は私なりの仕事に臨む際の姿勢をお伝えしましたが、あなたにもあなたなりの仕事の美学を持って臨んでいただければと思います
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