「0の行」とは、静寂を感じる行のこと

 

坐禅中は、静寂を感じることも大事な要素のようです

 

お釈迦様は坐禅の末に悟りをお開きになられました
その坐禅の生まれた地、インドで0の概念が生まれたことにちなんで、その静寂を感じることを0の行と名付けさせていただきました

 

若い人達などは特に、音楽を大きくかけることで安心(あんじん)を得ようとする傾向があるようですが、そこに本当の安心はないようです

 

静寂の中にこそ、安心がある、私はそう思います
また、時に追われていると、周囲の音もあまり聞こえなくなりがちです

 

そんな時にでも、静寂を感じることの大事さ

それができた時に、その人の心には余裕、安心が生まれるのでしょう

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それと、夜、眠れない時は静寂に耳を澄ますと良いと思います。考え事をしていたりすると、考えないようにしても考え事をしてしまう、そんな夜もあると思います

 

そのような時は、一旦頭の中をリセットして静寂に耳を澄ますことで、それまで自分の心が騒がしかったことにも気付けます

 

今はデジタル時計が多くなりましたが、私はコチコチ音がなるアナログ時計をオススメします

時計の秒針の音は静寂を引き立ててくれます

 

但し、秒針の音の数を数えていると眠りづらくなるようなので、そこはご注意を

また、眠りについたような呼吸をして自分の呼吸の音に聴き入ることも良いでしょう

そっと耳を澄まして静寂を感じてみる。そこに、安心が生まれてくるはずです

 

そして、仏教で説くところの空や、心を無にするというのは、この静寂を感じるところにカギがあるのでは、と私は思うのです

 

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