人の欠点ではなく長所を観ることの大切さ
私の目標は、「私の特技は人の長所を見付けて、その人を誉めることと言えるようになること」です
とかく人の欠点ばかり観る人は、自然と人との会話も愚痴や悪口になりがちです
修行、精進の先にある仏、仁徳者、器の大きい人とは、愚痴らない、悪口を言わない、怒らないものだと私は捉えています
また、人の長所を観ている人は、自然と心も前向きになり、話題も前向きになるもので、そういう人の周りには人が集まるものです
これを禅語で「徳は弧ならず、必ず隣(りん)あり」と言います
徳のある人は孤立することがなく、必ず理解し助力してくれる人が現れる、という意です
いつも愚痴や悪口を言ったり、あなたを否定する人と、あなたを肯定して誉めてくれる人、どちらが良いですか?後者ですよね
また、仕事などにおいても、誉めることでその人の仕事に対するモチベーション(やる気)も上がるなど、その人の成長にもつながります
また、当人がいないところで、人とその人を誉めることを話題とすれば、その場の雰囲気も明るくなり、それは仁徳者の仲間入りと言えると思います
勿論、当人を直接誉めることが一番ですが
前に述べたように、一切の事象が空であるならば、物事の捉え方はその人次第なのです
水の入ったコップを見て、コップを見るか、中の水を見るかはその人次第
刑務所を出た人が上を向くか下を向くかはその人次第
物事の捉え方は、人それぞれ
ただ、物事は良い方に捉えた方が心も楽です
特に、相手が人となれば、その人の欠点よりも長所を見ることが、大事だと思います
そして、物事を良い方に捉えることは、明るく楽しく前向きに生きるコツでもあるのでしょう
これは物事を良い方に捉えるという意味で、いわゆるプラス思考という考え方にも通ずると思います
せっかく生きているのだから、日々を明るく楽しく前向きに過ごしたいものですね
あなたの人生という旅に光明が射すことを願って
そして、それは人の長所を観るなどという、小さな心掛けが大きなキッカケとなりうるのでしょう
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