私達日本人には、三つの義務があり、それぞれ、教育を受ける義務、勤労の義務、納税の義務、とあります。今回は、その中のひとつ、勤労についてのお話です。

私達は、勤労によって金銭的な収入を得て、それにより生活を成り立たせています。

そして、勤労にたずさわる時は、自身の人生における「時間」、「自由」を犠牲にしているとも言えます。自身の時間を勤労に充てなければ、他のこと(例えば趣味など)をすることもできる。しかし、実際には勤労をすることで金銭を得て生活を回す必要がある。

ここで見方を少し変えると、私達は勤労において確かに自身の自由を犠牲にしているが、一方で勤労により金銭的な自由を得、またその金銭を糧に、物を購入したり、趣味や娯楽をしたり、または投資をしたりする自由を得ているとも言える。

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つまり、勤労により自由を犠牲にしているが、勤労より多くの自由を私達は得ている、と言えます。

働く身では、日々に時間がないかもしれませんが、それにより休日やプライベートな時間が映えるのでしょうし、つまりは時間を大切にすることにつながります。

勤労によって得た金銭ならば、それを大切に使おうとも思える。

また、職場も学校であり、様々な課題をクリアしたり、時に失敗をしたり、試行錯誤を通すことで経験値を積み、学び、成長を成すことも働くことによる喜びとも言えます。

ともあれ、「働いていればこそ」という視点を、私達は今一度、改めて持つべきなのかもしれません。

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