あなたは普段、考え事をして時に過去を思い出す時、どんな内容を思い出しますか。

日々を過ごしていると、良くも悪くも様々な出来事に遭遇します。

人は、その生存本能から、危険から回避するために、ややもネガティブな感情を抱いた出来事を思い出しがちです。

ただ、人は思考をする際は、ひとつのことしか考えられませんし、そして、ここが重要なのですが、思い出を辿る時、人はその思い出を追体験するものです。

ならば、ネガティブな感情を抱いた経験よりも、ポジティブな感情を抱いた経験を思い出すことが、人生を歩む上では、より有意義と言えます。

ネガティブな経験を思い出すことは、スパイラルのように深く下へ沈んでいくおそれがあります。それを続けていれば、やがてメンタルにも支障をきたし、それが身体の不調を引き起こすことも起こりえます。

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一度きりしかない人生で、それは誠に時間の使い方としてはもったいないと言えます。ましてや、例えば今日が命日かもしれないという時にネガティブな思い出を辿ることは理にも適っていません。

一方で、ポジティブな思い出は、思い出すだけでエネルギーが湧いてきます。現実逃避とは違い、心に栄養を送り、エネルギーを得る策とも言えます。

あなたにもポジティブな感情を抱いた経験があるはず。そこを辿ることで日々は好転しゆくのでしょう。

ただ、どうしてもネガティブな出来事が頭から離れない時は、紙に思いを書き出したり、人に話を聞いてもらうだけでも考えが変わったりまとまったり、うまくいけば対処法も見えてくるので、それらも応用するとよいでしょう。

ともかくも、よき思い出を追体験することは、人生の醍醐味とも言えます。

よき日々は、よき思いと共に。そのエネルギー源は、よき思い出からも得られるものです。

よき思い出とは、人生の宝とも言えましょう。

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